13歳のJA組合員 期待の“農業少年” 小さい頃から自分の畑を管理 直売所に出荷も 親子は「師弟」であり「ライバル」
手に取っただけでは中学生が育てものとはわかりませんが、売り上げは好調です。 安曇野スイス村 ハイジの里・下平光雄副センター長: 「かなり人気ですね。作ってるものもしっかりとして鮮度確認も、ものがいいものですね。これから農業を担っていただく世代で今、中学生ですけど、そういった部分が頼もしく、お店としても期待しています」
それが終わったら、次は永遠さんの畑へ。 チンゲンサイなどの収穫です。永遠さんはこの3アールほどの畑で年間およそ20品種の野菜を育てています。 飯沼永遠さん: 「いかにこの少ない面積で数出すかだから、同じ木からどのくらいとれるみたいな、多収ってやつを選んで作ってますね。大変だけど楽しいですね。大きくなってくのを見てると面白い」
■親子は「師弟」であり「ライバル」
飯沼永遠さん: 「(収穫)いいと思うならやめていいぞ」 父・竜也さん: 「いいんじゃね、ここちょっと短いし(収穫)明日だろ」 いつも一緒の2人。親子は「師弟」であり「ライバル」でもあります。
飯沼永遠さん: 「野菜作りの師匠みたいな。基本的な作り方とか消毒の時期とか細かい所をパパに全部教えてもらったかな」 父・竜也さん: 「張り合ってやってる部分もあってお互いライバルかな」 永遠さん: 「今はライバルだけどゆくゆくは倒してやろうかなと思ってます」 父・竜也さん: 「(笑)」
父・竜也さん: 「(チンゲン菜は)柔らかいです。直売所に出しても恥ずかしくない野菜になったんじゃないですか」 永遠さん: 「(水菜)シャキシャキでおいしいですね(笑)」
仲間の小椋さんはー 農業仲間・小椋陽一郎さん: 「(永遠さんは)まず働き者というのが印象的。毎日畑に行って収穫時期見極めてとっているというのは普通に感心する」