白銀の世界「最高です」 スキーやそり、初滑り楽しむ 志賀高原のスキー場、今季の営業開始
山ノ内町志賀高原の熊の湯スキー場は25日、同高原にあるスキー場の先陣を切って今季の営業を開始した。同日までにまとまった雪が降り、積雪の深さは平均20センチ。天候に恵まれたこの日は、県内外から訪れたスキーヤーが白銀の世界で初滑りを楽しんだ。 【写真】北アルプス田代池。白く輝く木々
オープンは昨季より2日遅れた。滑走可能なゲレンデは、第2ペアリフトの中間乗り場から下の緩斜面。長さ600メートル、幅30~50メートルで初中級者向けだが、上級者の足慣らしにも適する。運営会社の稲川健さん(51)は「11月に入っても降雨に高温続きで湿度も高くやきもきしたが、雪質は思った以上に良い」とした。
日帰りで訪れた東京都の団体職員男性(53)は朝から滑り「最高ですね」。千葉市の女性(27)は子ども3人とそり遊びを楽しみ「来たかいがありました」と笑顔だった。
26日は横手山・渋峠スキー場の一部ゲレンデも開業し、来場者に豚汁を振る舞う。