13歳のJA組合員 期待の“農業少年” 小さい頃から自分の畑を管理 直売所に出荷も 親子は「師弟」であり「ライバル」
JAあづみ 営農経済事業部・手塚富康係長: 「(中学生で)家で手伝いしてる方はみかけますけど、組合員で自分から出荷したりという方は今のところ見たことない。(農家の)高齢化が進んでいますので、地元の農業を引っ張っていただける農業青年に育っていただきたい」
てきぱきと収穫する永遠さん。時折、作業にムラがあるということですが、祖父母も頼りにしています。 祖父・春夫さん(71): 「助かるよ。きのうテスト勉強でいなかったら、積み込みから何から水かけから、みんなやらなきゃいけないからやっぱ違うわ」
祖母・園恵さん(71): 「私らよりなんでもこなすから助かりますよ、一人前の仕事するから」
2時間ほど作業をしたら朝食。サンドイッチにとれたてのレタスを巻いてほおばります。 飯沼永遠さん: 「お肉がおいしいです。(レタスは?)レタス、シャキシャキです」
この日は100ケース1440玉のレタスを出荷。 レタスの収穫を終えた父・竜也さんはー 父・竜也さん: 「永遠の野菜で、きのうの夜、荷造りしたのでこれから出しに行きます」
■永遠さんが育てた野菜は人気
永遠さんが育てた水菜やチンゲンサイ。学校に行っている永遠さんに代わって直売所に出荷します。 午前10時すぎ、安曇野市豊科・安曇野スイス村 ハイジの里―。
売り場に永遠さんの野菜も並びました。 野菜には親子の似顔絵のシールが貼ってあります。
買った人はー 名古屋から: 「しっかりしてて重いし葉っぱもきれいなので、安いから2つ買ってこうかなと」 松本市から: 「とてもみずみずしいというか、変にピンピンしてなくて優しい感じですね」