未成熟な社会への警笛-藤井浩人美濃加茂市長×中谷一馬衆院議員
プロフィール
■藤井浩人(ふじい・ひろと) 美濃加茂市長 1984年生まれ。2007年に名古屋工業大学卒業後、同大学大学院に進むが、09年に中退し、学習塾の塾長になる。10年10月に美濃加茂市議会議員選挙で初当選。13年6月、美濃加茂市長選に出馬し当選を果たす。当時28歳の全国最年少市長だった。14年、受託収賄容疑などにより逮捕。15年の名古屋地裁判決では無罪とされたが、16年の名古屋高裁判決では懲役1年6ヵ月、執行猶予3年の逆転有罪となった。これを受け、任期を半年残しながらも民意を問うため辞職し、市長選に臨む。結果、19,088票、得票率82.30%で圧勝。17年3月の市長選は無投票で3選。同年12月、最高裁で有罪が確定し、公民権が停止することを受けて辞職。その後、国会議員秘書、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科付属メディアデザイン研究所リサーチャー、情報経営イノベーション専門職大学超客員教授などを務めた。執行猶予が明けた2022年1月の市長選で返り咲き当選。現在4期目。無実を訴えて再審請求するも23年2月に棄却。 https://hiroto-fujii.jp/ ■中谷一馬(なかたに・かずま) 衆議院議員 1983年生まれ。貧しい母子家庭で育ったことから経済的に自立するため、日吉中学校卒業後、社会に出る。のちに、一念発起して横浜平沼高校(通信制)に入学し、21歳で卒業。その後、働きながら、呉竹鍼灸柔整専門学校に通い、柔道整復師の資格を取得。慶應義塾大学((通信制))に進学。デジタルハリウッド大学大学院ではMVPを受賞し、首席で修了。DCM(デジタルコンテンツマネジメント)修士号の学位を取得。その傍ら、東証プライムに上場したIT企業gumiの創業に役員として参画後、のちに内閣総理大臣となる衆議院議員・菅直人氏の秘書を務め、27歳で神奈川県議会における県政史上最年少議員として当選。在職中に世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shapers(U33 日本代表)に地方議員として初選出。2017年、衆議院議員(神奈川7区)に初当選。現在2期目。立憲民主党 神奈川県連 幹事長などを務める。 https://kazumanakatani.com/home/