大阪・吉村知事「第8波に入っている」病床使用率は60%超
大阪府の吉村洋文知事は11日午後、大阪府庁で定例記者会見を開き、府内の新型コロナウイルスの感染状況について「日々着実に増えてきてるという状況にあります。基本的な感染対策の徹底をお願いします」と述べた。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2023年1月11日)
会見では、府の病床使用率が60.8%になったことを明らかにした。また、11日の府内の新規感染者数が1万4000人前後であることも発表した。 こうした状況を受け、報道陣からは「今の感染拡大の傾向っていうのは第8波と呼んでいいものなのか、入っているものなのか、知事としての認識は?」という質問があった。 それに対し、吉村知事は「やはり緩やかに確実に増えていく波という意味ではもう第8波に入っているというふうには思います」と答えた。
吉村知事は「感染拡大が続いている状況にあります。今、赤信号という状況です。基本的な感染対策をお願いします」と府民に呼びかけた。 また「ワクチンの接種、これが非常に重要です。新型コロナのワクチン、そしてインフルエンザのワクチン、こちらのほうの接種の検討をお願いしたいと思います。それから検査キット、解熱剤等の備蓄をよろしくお願いいたします」とも呼びかけていた。