妻「扶養を超えて働きたい」→夫「大賛成」…家事育児の負担は? 妻側の意見続々「何もしないんだよ」「今まで通りできるならという条件付き」
ワーママについて、なぜ発信し続けるのか?
hahahaさん自身、出産育児のために離職した後、40代半ばでフルタイム正社員にカムバック。「専業主婦からパートになる知人はたくさんいました。でも、正社員になったとき、同じような境遇の人は周囲にほとんどいませんでした」。 ブランクがある女性なりの社内での横の繋がり作りや、今後のキャリア構築の展望について話せる人と交流したいと思い、Xで発信することに。 さらに、「正社員として再就職したい」「キャリアを積み直したい」と思っている方、また「子育てしながらキャリア継続を頑張っているワーママ」などからの反響も増え、離職歴がある女性の再就職やキャリアアップのチャレンジを応援するアカウントとして、就職や働き方、キャリア構築、また子育てについて投稿するようになりました。 「再就職からもキャリアを積める事例があれば、またキャリアを積みやすい状況になれば、いま心身をすり減らして仕事を継続している人が、一時的にお休みしたり働き方を緩めたりする選択も取りやすくなるかと思っています」。
男女ともに、妻側のキャリアをあきらめないために
共働きが増えているにも関わらず、家庭内の仕事や子育てについては妻の負担が大きいことはしばしば話題に。なかなか改善されない現状に、hahahaさんは、第3号被保険者制度の撤廃、家事の軽減化、長時間労働撲滅を進めていく必要があると考えています。 「早く帰って男性も家事するのが当たり前!のキャンペーンや男性が早く帰って家事をするようになったら、専業主婦だった妻も働けるようになりました!というドラマがあってもいいかもしれません。制度を共稼ぎが有利なように変更しつつ、社会のマインドを変えていきたいところです」。 そのなかの一つとして変わってほしいのが、「ちゃんと稼げるようになったら手伝ってやる」というありがちな男性側の姿勢です。 「ブランクから復職しても、すぐにはそれほど稼げません。ただ、そのステップを踏まないと収入アップにつながらないんです。かなり収入を上げている女性も、スモールステップを刻みながら、キャリアを構築しました。そのステップの過程を軽視していたら、永遠に妻の収入は上がらない、そのことを理解していない男性が多いと感じます」。 そこで、男性側には、「“妻が稼げないから自分の残業減らして家事育児分担する意味ない”と思わずに、やれるところから!」。女性側には、「「私にはもう無理」とあきらめず、少しずつでもやってみませんか?」と双方を応援。今すぐの変化は見えずとも、長い目で見れば妻のキャリアアップに結びつく可能性を示唆しています。