大阪府・吉村知事が定例会見2月4日(全文1)期間中に廃業・閉店の場合も協力金支給
宿泊療養施設にウエアラブルデバイスを試験配備
加えまして、新たな取り組みをいたします。宿泊療養施設に2台ずつウエアラブルデバイスを試験的に配備します。これは合計、9ホテルありますから18台。これは何かと言うと、24時間常時、心拍数も含めてチェックするということです。これは主な機能です。ここにちょっとあって見にくいんですけど、この胸に張り付けるやつがありまして、これを胸に張り付けておけば心拍を24時間監視することができます。そしてここにあります酸素飽和度と体温があるんですけど、そこの体温計と酸素飽和度を測った数値、そして心拍の数値っていうのは自動送信されます。心拍の数値はちょっと分かりませんが、体温と酸素飽和度については自動送信をされるということになります。そして心拍と体温と酸素飽和度について一定の数値、危険な数値となれば、アラームで異常が出たということをリアルタイムで伝えるということになります。お知らせになります。そしてそれを常に常駐の看護師さんが見守ることができるということになります。 つまり胸に心拍のこの器具を付けていただいて、そして体温とか酸素飽和度を測れば全てそのデータは送信をされ、そして一定の基準値を設定していますから、それを超えた数値が出れば、それは夜中であろうが、どの時間帯だろうが、アラームが鳴る。そして看護師さんが把握することができるということになります。これについては2月上旬の予定ですけれども、試験的にまず2台ずつ設置をいたしまして、必要に応じてそれを進めていきたいというふうに思います。こういった手続き、方法によって、自宅療養であったり宿泊療養の健康観察というのを、体制を強化していきたいというふうに思います。次をお願いします。
オンライン診察の周知に取り組む
現在やっている自宅療養等について策の強化策についてです。昨年の12月末に僕は囲みで説明しました。なかなか広まってないかもしれませんが。自宅療養者がオンラインで診察を受けることができる仕組みというのを大阪府では構築をしてます。それを保健所が紹介するという制度があります。これをさらに周知を広げていこうというふうに思っています。かかりつけ医さんがいる場合は原則かかりつけ医に相談ということになります。ただ、かかりつけ医さんがいない場合、かかりつけ医とか薬局がないという方もたくさんいらっしゃいます。そういった方には府の医師会にも協力をしていただき、そして府の薬剤師会からも協力をしていただきました、このスキームについて。 それぞれリストを提供していただいています。オンライン診療を受けてもええよという病院について280病院、クリニック、診療所。そして薬局については1700の薬局に協力をいただいてます。自宅療養の方が、ちょっとこれは体調が悪くなったと、これはコロナによるものか、もともとの持病か、さまざまあると思いますが、体調が悪くなったというときにお医者さんに、相談したいというときに相談をすぐできるようにする仕組みです。これは電話だけでもできます。高齢者の方もいらっしゃると思うので、スマホを使えばいろんな、顔を見て、そういったオンラインで診療できますが、これはオンライン診療だけじゃなくて電話診療も含んでやりますから。電話やオンラインで、そこでオンラインの診療を受けます。で、必要な薬があるとなれば、そのお医者さんが処方箋を出して、そしてその薬局が薬を渡すという仕組みです。 現在、宿泊療養中の方でお亡くなりになる方も全国的には増えてきてるという中で、お医者さんに相談したいけどなかなか相談できないと。保健所とは毎日やりとりをしてますけども、健康観察しますが、お医者さんと相談しやすい仕組みというのとを構築してます。これについては紹介制度ですので、保健所に相談いただいたら紹介するという仕組みになります。その取り組みの周知、今までだとなかなか周知が徹底されてませんでしたが、このしおりを作成して自宅療養者お1人お1人に配布をしたいというふうに思います。