ラグビー五郎丸選手が引退会見(全文2)1人がフォーカスされることには違和感
子供のラグビー教室にはどういった思いで参加?
読売新聞:読売新聞の【****00:31:52】と申します。子供たちへのラグビー教室へも熱心に参加されてたと思いますけども、どういった思いで子供たちへのそういったアドバイスでしたり、教室への参加をされていたんでしょうか。教えてください。 五郎丸:ラグビー教室というのは私個人で開いていたわけではなく、スポンサーさんのご協力をいただきながらラグビー教室というのをこれまでずっと続けてきました。まず自分が育ってきた環境、周りを見渡したときに、家庭にラグビーボールがあるといった家庭がまず少ないこと、今もそうでしょうけども。そういった子供たちにまずはラグビーを体験してほしい。そしてラグビーボールをスポンサーさんに提供いただき、子供たちにラグビーボールを持って帰ってもらう、そういった本当に根本的なところからスタートさせていただいて、子供たちが、またラグビーをしたいというふうな思いを持ってもらいたいなといった気持ちで、これまでずっと続けてきたというのが今まで自分がやってきた活動です。 読売新聞:ありがとうございます。 司会:続きまして、はい、桑原さん。マイクをお願いします。
次シーズンはどういった点を見てもらいたいか
SBSテレビ:五郎丸さんにとっても、そしてラグビー界にとっても、次のシーズンというのは本当に大切なシーズンになると思うのですが、ラグビー人気をさらに上げるためにどういったところに、皆さん、魅力を感じてもらいたい、どういったところを見てもらいたいという思いがありますか。 五郎丸:まずはやはり日本代表が強い成績を残し続けること、それがまずは第一の条件だと思います。そういった中でラグビーを好きになってくれる、ラグビー選手になりたいという子供たちが増え、そしてラグビーの魅力というものを実際に感じていただくことが、一番ラグビーが広がっていくことかなというふうに感じております。 SBSテレビ:ありがとうございます。あともう1つ。五郎丸さんが、1人挙げるっていうのは非常に難しいと思うのですが、ここまでこられたことに対して、どなたか特に感謝を伝えたい人、その方にどういう言葉を贈りたいですか。 五郎丸:一番というのは、もう選べないです。本当に全ての方々です。もう今は、ただただありがとうございましたといった一言に尽きるかなというふうに思いますし、私自身はまだ現役を引退していませんので、このラストシーズンにしっかりと感謝の気持ちを持ちながら全力でプレーしていきたいと思います。 SBSテレビ:最後にもう1つだけ。ちょっと全然関係ないんですが、五郎丸さん、息抜きをするときに、釣りが大好きだという話を聞いているんですが、静岡での釣りで一番うれしかった魚っていうのはなんですか。 五郎丸:魚。なんでしょうね。遠州の釣りでは、海岸からヒラメが釣れるんですけれども、朝5時から、太陽が上がる前から海に行って、いるかどうかも分からない海にルアーを投げ、釣れたときのヒラメが一番うれしかったように思いますけどね。 SBSテレビ:ありがとうございます。