【有馬記念】1番人気アーバンシックは6着、ルメール最多タイの4勝目ならず...レガレイラ鼻差の接戦制し64年ぶり快挙
■GⅠ・有馬記念(22日、中山競馬場・芝2500m) 中央競馬、年末の大一番「第69回有馬記念」が行われ、レガレイラ(牝3)が混戦を制した。3歳牝馬が有馬を制したのは64年ぶりの快挙。C.ルメール(45)騎乗の1番人気アーバンシック(牡3)は6着に沈んだ。 今年の有馬はラストランを予定していたドウデュースが史上最多のファン投票を獲得し、大本命とみられていたが、馬体の異常によって急遽20日に出走取り消しとなり、衝撃が走った。 ドウデュース不在の中、9頭のGⅠ馬などの実力馬が集結。混戦となったレースだが、最後の直線でひしめき合う中、シャフリヤール(牡6)とレガレイラがほぼ同着で入り、写真判定の結果、レガレイラがハナ差の接戦を制した。 有馬記念でこれまで3勝を挙げてきたルメールは、池添謙一(09年ドリームジャーニー、11年・13年オルフェーヴル、18年ブラストワンピース)、武豊(90年オグリキャップ、06年ディープインパクト、17年キタサンブラック、23年ドウデュース)に続き最多タイの4勝目を狙ったが、直線で勢いに乗れず。22年のイクイノックス以来の有馬4勝目とはならなかった。 レガレイラは23年のホープフルSに続くGⅠ通算2勝目を挙げた。