「ドコモ口座」不正利用問題 NTTドコモが会見(全文5完)1人あたりの被害額は最大60万円
eKYCは事前に導入する意図があったのか
記者5:フリーランスのスズキです。またよろしくお願いします。ちょっと最終確認なんですが、eKYC導入ということで、こちらサービスとしてはあれですか、ドコモさん利用された、それともサードパーティーのサービスを使うのかという、これちょっと確認と、あとタイミングが今月中ということでかなり早いという印象なんですけれども、これに関して事前に何かこういうのを導入するという意図があったのか、この辺りのもとの計画についてお知らせください。以上2点になります。 田原:eKYCのシステムにつきましては、ちょっとベンダー名の公表は差し控えさせていただきますけど、サードパーティーのベンダーのソリューションというのを使わせていただいております。そちらの、すでに導入しているeKYCのサービスというのがございまして、そちらのプラットフォームを今回使った改修を予定しております。 記者5:先ほどデータをドコモのサーバーに入れるってあったんですけど、特にそういう意図はなかったんですか。1回ドコモのサーバーに入れるとか、そういう深い意図はないあれなんですかね。さっき確か丸山さんが、確かそういうふうに、何かドコモのサーバーに入れる、みたいになったんですけど、特にそういうのは関係ない? 丸山:すいません、私がお話ししたのは概念として、確か突合の話だったので、私どものデータとというふうに申し上げたんですが、それは、今のeKYCの中では、われわれ保有するようにはなってないというふうに聞いています。 記者5:分かりました、確認しました。じゃあ2点目のほうお願いします。すいません、ちょっと9月導入ということで、時期がかなり早いなっていう印象があったんですけど、もともと計画的なものがあったのか、またはそれに準じたものがあったのか、この辺りの計画とか考えがあったらお聞かせください。 田原:eKYC自体につきましては、d払いのほうで、d払いというかドコモ口座のほうでもうすでに一部導入しているところがございまして、その計画で導入したものというのが8月から使い始めたものがございますんで、ちょっと目的は別で使っているということなんですけど、そちらのものを使うという、今回の改修で使うっていうところになっています。 記者5:じゃあ、対象を単に拡大しただけという認識でよろしいでしょうか。 田原:はい。 記者5:分かりました。 司会:はい、じゃあ。