5G通信は不要だった? ギガ不足で「低速モード」になったスマホが普通に使えて驚いた
ITmedia NEWS Weekly AccessTop10(11月16~22日) 【画像を見る】追加0.5GB当たり550円かかる【全2枚】 1 詐欺電話に延々と応対し時間を浪費させるAIおばあちゃん、O2が開発 2 「ジョジョ」荒木飛呂彦さんの“生成AIに関する意見”で物議 新刊の一節を巡り議論勃発 3 アップル、Lightningアクセサリーを次々と販売終了に 4 メルカリ、サポート対応を巡り謝罪 問い合わせ多数で「心配かけて申し訳ない」 体制の見直し・強化へ 5 イオンカード、詐欺被害の相談専用ダイヤルを開設 不正利用の広がりを受け 6 野原みさえのインスタ、「リテラシーが高い」と話題 写り込んだネネちゃんはちゃんと隠す 7 「イオンカード」の不正利用が急増した根本原因 なぜここまで返金対応が遅れているのか 8 KADOKAWA、ソニーGによる買収報道で声明 「株式取得の意向表明を受領している」と明かす 9 「第一子は兄弟姉妹よりもIQが高い」――“出生順位”による知能や性格の違いを分析 ドイツチームが2015年に発表 10 Microsoft、一見「Mac Mini」なクラウドPC「Windows 365 Link」を349ドルで ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は11月16~22日までの7日間について集計し、まとめた。 先週のアクセス1位は、英通信キャリアによる、AIの冴えた使い方だ。詐欺電話に対して「そんなことより、うちの猫ちゃんはね」などと延々と応対し、詐欺師の時間を浪費させるという。 詐欺師によるAIの悪用は加速していると思われるが、その対策もAIで行えるというこのニュースに希望を感じた。
5G通信、実は不要? 「低速モード」で困らなかった
いきなり個人的な話になるが、私は11月、契約しているキャリア(ワイモバイル)の5G通信の月間データ容量(20GB)を7日で使い切ってしまった。外出先で子ども達がYouTubeを見まくったのが主な原因だ。 ワイモバイルは、使わなかった容量を翌月以降に繰り越しできるので、それを0.5GBずつ追加チャージして使っていたが、1日で0.5GB使い切ってしまうことが判明。さらに有料で追加すると「0.5GB=550円」もすると分かり、5G通信そのものを諦めた。 この5日間、「低速モード」(1Mbps)で使い続けているが、驚いたことに、ほとんど困らない。メールやX、Discordなどテキスト中心の通信はほぼ遅延がなく、Instagramなど画像SNSでも少し待てば表示される。動画サービスでアニメも見てみたが、読み込みに数十秒かかるのを我慢すれば何とか使えた。
“通信のスローライフ”も悪くない
とはいえ多少の遅延はあるので、SNSの画像がサッと表示できなかったりする。その結果、数分程度のスキマ時間でSNSを見ようと思うことが減り、実生活はかえって充実した。動画などを見たい時は、家に帰ってWi-Fiでじっくり見ればいいと割り切れるようになったのだ。 ワイモバイルの5G通信は、下り最大285Mbps、上り最大46Mbps。低速モードの40倍以上だが、筆者にはオーバースペックだったのかもしれない。“通信のスローライフ”、意外と悪くないのは発見だった。
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