新素材のヒートテックも登場!メンズラインが加わった「UNIQLO:C(ユニクロ:シー)」の新作コレクション
これまで数々の特別コレクションを発表してきた「UNIQLO(ユニクロ)」だが、今年の秋は「UNIQLO:C(ユニクロ:シー)」にファッションフリークたちの熱視線が集中しそうだ。デビューシーズンの2023年秋冬、続く2024年春夏はともにウィメンズのみの展開だったが、今シーズンはついにメンズアイテムが加わるのだ。 誕生の経緯からメンズラインの注目アイテムまで、この記事を読めば、UNIQLO:Cの魅力がすべてわかるはずだ。
ファッションシーンをリードする英国人デザイナーとのコラボライン
まずは、UNIQLO:Cというラインについて。 キーワードとなる「C(シー)」は、コレクションを表現するさまざまなエッセンスを象徴している。もちろんこのCは、デザイナーを務めるクレア・ワイト・ケラー氏のイニシャルも表現している。 クレア・ワイト・ケラー氏は、これまでに「Chloé(クロエ)」や「GIVENCHY(ジバンシィ)」といったメゾンでキャリアを積んできた英国出身のデザイナー。2018年にはブリティッシュ・ファッション・アワードの「ウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、2019年には『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」のひとりに選ばれた。名実ともに現代を代表するファッションデザイナーのひとりだ。 UNIQLOが彼女を選んだ理由は明快だ。それは、彼女がメンズからキャリアをスタートし、キャリアを積むことで、メンズとウィメンズ、両方のデザインの基礎をマスターしているから。また、多面的なデザイン手法が、UNIQLOのLifeWearの新しい魅力を引き出すことも期待された。 ちなみに、彼女は10年以上前に、ジル・サンダー氏とのコラボコレクションである「+J」のウエアを購入して、愛用していたという。その服がいい状態で彼女のワードローブに残っていることもあって、品質にも信頼を持っていた。また、メゾンブランドに比べて価格が安く、より多くの人に服を届けることができる点もパートナーシップ実現の後押しとなったようだ。