新素材のヒートテックも登場!メンズラインが加わった「UNIQLO:C(ユニクロ:シー)」の新作コレクション
ウィメンズでUNIQLO:Cらしさを感じられるアイテムといえば、ヘリンボーン織りのツイードライクな生地を使用したテーラードジャケット。 ブリティッシュな雰囲気を持ちつつも、オーバーサイズのシルエットによって現代的なムードが生まれている。ワイドシルエットのパンツとのコーディネートをおすすめしたい。
マルチチェックのプリントがエレガントなワンピースは、トレンドのフレアシルエットに。スリーブにボリュームを持たせたデザインで、ボディラインがすっきり見えるのが特徴だ。レーヨンとセルロースをミックスしたシアー素材はふんわりとしたソフトタッチを生み出す。
ファーストシーズンとなるメンズコレクションをチェック
メンズの注目アイテムはスウェットのセットアップだ。素材には、ハリ感があってなめらかな質感のコットンスウェット生地が使用されている。 プルパーカはフードのスピンドルコードが省略されたクリーンなデザインに。ドロップショルダーや大ぶりのアームホールなど、全体的にゆったりとしたシルエットも旬を感じさせる。 一方のパンツは、股上が深めにとられたワイドストレートだが、裾が若干テーパードしているため、脚のラインがすっきり見える。ウエストはゴムとドローコード付きで、裾にもシルエットをアレンジできるドローコードがデザインされている。
パンツの注目株は、着回しのきくスリムフィットのジーンズ。長年はき込んだようなリアルな加工もさることながら、注目すべきは独特の色味。ヨコ糸にブラウンの糸を使っているため、表面のインディゴブルーから、味のある褐色が透けて見えるのだ。
スタンドカラーのコートは、ミリタリーパーカを思わせるデザインに、ハリと微光沢のあるナイロン素材や比翼仕立てのフロントによって都会的なイメージが付与されている。軽量かつ保温性に優れたシート状の中綿やシルエットを微調整できるウエストのドローコードなど、機能的なディテールも随所にちりばめられている。 今シーズンのメンズラインは全12アイテム。それぞれベースとなっているのは、着こなしにとり入れやすいスタンダードなアイテムばかり。そこに上質な素材使いで上品さを、そしてオーバーサイズシルエットやツイストのきいたディテールでモダンなスパイスをきかせている。 カラーもブラックやグレー、アースカラーなど、ベーシックなカラーが多く、着こなしやすいワードローブとなっている。 「できるだけ多くの人に手に取ってほしい」というデザイナーの思いを反映して、税込みで3,990円~12,900円という手に取りやすい価格帯に設定されている点も見逃せない。
満を持してメンズがスタート。UNIQLO:Cの未来は?
クレア・ワイト・ケラーは最新コレクションをこう振り返っている。 「今回新たにメンズコレクションを発表できることをとてもうれしく思います。私はいつも、メンズウエアの実用性とウィメンズウエアのフェミニンな要素を組み合わせながら、デザインやスタイリングを考えます。最新コレクションでは、カラーパレット、素材、スタイルのすべてにおいてこの2つがシームレスに融合し多様な着こなしを可能にするワードローブが完成しました」 シーズンごとに進化を遂げていく「UNIQLO:C」。その魅力をぜひ手に取って感じてみてほしい。