火事やインフル… 年末年始に「気をつけてほしいこと」 長期間の留守で「空き巣対策」は?
日テレNEWS NNN
クリスマスも終わり、年の瀬モードとなってきましたが、26日の「news zero」は、これから大掃除を予定している方、帰省や旅行で家を長期間留守にする方など、この年末年始、みなさんに「気をつけていただきたいこと」をお伝えします。 ◇ 15年間続いているというイベント「TOKYO ILLUMILIA」。26日夜、冬のイルミネーションが街を黄金色に染めていました。 新しい年の足音が聞こえる中、27日から29日にかけてやってくるのが“年末寒波”です。関東甲信や北陸の山沿いを中心に、大雪や吹雪に警戒が必要です。また、東京には20日連続で「乾燥注意報」が発表されています。そうなると心配なのが火事です。 26日午前9時過ぎ、東京・大田区の住宅で「家が燃えている」などと通報が相次ぎました。この火事によるけが人はこれまでに確認されていないということで、警視庁などは出火原因を調べています。 そして26日夜、静岡・富士市の住宅で火事があり、この家に住む3人と連絡が取れていないということです。 近所の住民 「炎が窓から噴き出している状態。爆発音も何回か」
消防によると、火は午後9過ぎに消し止められましたが、家の中から性別不明の2人の遺体が発見されたということです。警察と消防は連絡の取れていない住人の行方を調べています。 また25日には、愛知・名古屋市で住宅と倉庫が全焼する火事がありました。窓から真っ赤な炎が噴き出していました。 近くで仕事中だった人 「煙がすごかったです。真っ黒な煙で、20メートルぐらいまで上がっていた」 住人の女性が顔にやけどをするなどして軽傷。「1階のリビングで、電気ストーブの前にバスタオルをかけて干していた」などと話していて、その原因とみられているのが「電気ストーブ」です。 NITE(=製品評価技術基盤機構)が行った実験では、洗濯物を干して人が離れたあとに、タオルが回転しながら電気ストーブの方へ。すると、ストーブのヒーター部分に接触し、みるみる燃え上がりました。