火事やインフル… 年末年始に「気をつけてほしいこと」 長期間の留守で「空き巣対策」は?
医師(埼玉・戸田市 公平病院 26日) 「インフルエンザA型がでました」 今、猛威をふるっているインフルエンザです。 患者(50代) 「喉がすごく痛くて…」 症状が出ていた50代の女性も。 医師 「インフルエンザA型でました。今、大流行していて、いつ何時どこでもらったのかわからない」 この病院では、インフルエンザの患者が今週に入って“爆発的に増加”。 公平病院 公平誠院長 「(先週と比べて)2~3倍の患者が今週は来ている」 首都圏では1都6県で、相次いで「インフルエンザ警報」を発令。
東京都は、今月22日までの1週間のインフルエンザの患者数が1医療機関あたり40.02人に。前の週の17.36人から倍以上に急増し、警報の基準となる「30人」を超え、去年の今ごろの感染者数を一気に上回りました。 東京都で「インフルエンザ警報」が出るのは2019年1月以来、ほぼ6年ぶりです。人の移動が増える年末年始を前に、流行が始まったインフルエンザ。 公平病院 公平誠院長 「この流行下で年末年始を迎えてしまうので、この先まだ罹患(りかん)される方が、たくさん発生することが予測されます」 ──年末年始の対策は? 公平病院 公平誠院長 「帰省される場合は、休日やっている医療機関をおさえておく。帰省の人が多くなるので、公共機関でのマスク着用とかも大事」 一方で、医療機関が休診の場合、「市販薬」を飲む人もいると思いますが、薬剤師はまずは“成分を見てほしい”と指摘します。 有明ファミリー薬局 小林和正薬剤師 「インフルエンザが疑われる場合、(病院で)よく処方が出る薬はアセトアミノフェンという成分が含まれた解熱剤。市販薬も病院と同じアセトアミノフェンが含まれる解熱剤をチョイスするといい」 また過去に同じような症状で、病院で処方された薬でも、使用期限などがあるため、安易に飲まないでほしい、としています。