早く知りたかった!JA全農米穀部が教える「抜群にうまいお米の炊き方と保存法」
日本人の食卓にかかせない「お米」。炊き立ての白ごはんのおいしさは格別ですよね。そこで今回は、お米のおいしい食べ方を毎日考えているJA全農のお米の専任部署・米穀部が監修した『JA全農が炊いた! 「日本一うまいお米の食べ方」大全』(主婦の友社)から、抜群にうまいお米の炊き方と保存法を少しだけご紹介します。 ◇ ◇ ◇
JA全農 米穀部の結論はこれだ! 抜群にうまい、お米の炊き方
JA全農 米穀部では鍋炊き派も多いですが、鍋の種類や、水の量、火かげんにより炊き上がりが変わるので、コツがいるのも事実。 そのため、国産米をとり扱うプロ・全農パールライスが推奨するのは、炊飯器!「炊き上がりが一定」という点で偉大だからです。だれでも簡単に、機種によっては感動するほどうまいごはんが炊ける! ただし、炊飯器は賢いからこそ、使う側が適当ではダメです。お米と水の量は正確に、洗米は手早く、炊けた直後にほぐす。この3つは最重要! なお、内釜の目盛りは標準的な目安。新米は水を少なめにするなど、調整してくださいね。 【1】付属カップにすりきりで、安定した炊き上がりを実現
お米の量り方が雑だと、炊き上がりがべちゃついたり、かたくなったりして、安定しません。箸などできっちりすりきりましょう。お米を押さえつける、揺すって落とす、などはNG! 【2】1回目の水は大量に入れてさっと洗い、10秒以内に水を捨てる
お米は水にふれた瞬間から吸水を始めます。もたもたしていると、お米の周りについている精米時のぬかのにおいをどんどん吸うことに!最初の水は大量に入れ、2~3回まぜたら10秒以内に捨ててください。 【3】2~3回目はひたるくらいの水で、指を立ててやさしく洗う
2回目からは指を立てて、お米が割れないようにやさしくかきまぜたあと、たっぷりの水ですすぎます。これを2~3回くり返して終了。最近のお米はゴシゴシとぐ必要なし!水の色がほぼ透明になればOKです。 【4】水かげんは平らなところで目盛りぴったりから調整