【帰省ブルー】解消は「男性がカギ」専門家が提案する2つの方法…年末年始の「親子関係メンテナンス」どうする?
■少子高齢化で高まる「親子関係のメンテナンス」の必要性
──「帰省ブルー」や、家族で帰省して相手の家族に挨拶するといったことは海外でもありますか? 帰省という現象自体はグローバルに存在します。なぜかというと時代が都市化して、親元を離れて暮らす生き方が当たり前になっているからです。 他方で、少子化が進んでいて子どもの数が減っています。子どもの数が減るということは、親からしたら少数の子どもとの付き合いになるということです。子どもが10人いて10分の1なのと、1分の1ではだいぶ違います。親にとっても自分にとっても大事ということです。 しかも寿命は延びているので、長い間親と付き合っていくことになります。親子関係というのは、現代社会の方がむしろ以前より密になっている側面があるわけです。なので、しっかりとメンテナンスをする必要が出てくるんですね。 ──そうした傾向を踏まえて、帰省、あるいは家族との付き合いはどうあるといいと思いますか? 男性の役割は大きいと思います。妻からは言いにくいこともあると思うんですよね。伝統的に妻がやってきたというのはありますが、夫側が「妻がストレスを抱えていそうだな。じゃあ今年はこういうやり方でいこう」と、主体的に動くことが大事になってくると思います。
■Talk Gender~もっと話そう、ジェンダーのこと~
日テレ報道局ジェンダー班のメンバーが、ジェンダーに関するニュースを起点に記者やゲストとあれこれ話すPodcastプログラム。MCは、報道一筋35年以上、子育てや健康を専門とする庭野めぐみ解説委員と、カルチャーニュースやnews zeroを担当し、ゲイを公表して働く白川大介プロデューサー。 “話す”はインクルーシブな未来のきっかけ。あなたも輪に入りませんか? 番組ハッシュタグ:#talkgender