Z世代に聞く、忘年会・新年会で「上の世代がやってはいけない行動」。酒で豹変した先輩に蛙化…「若い力を借りたい」にうんざり
※本記事は2023年12月28日に公開した記事の再掲です 忘年会や新年会の季節がやってきた。コロナ禍を経て飲み会文化は衰退しつつあると聞くが、それゆえに忘年会・新年会というオフィシャルに開催されるイベントは、数少ないコミュニケーションの場となっているケースも多いのではないだろうか。 【全画像をみる】Z世代に聞く、忘年会・新年会で「上の世代がやってはいけない行動」。酒で豹変した先輩に蛙化…「若い力を借りたい」にうんざり 一方で、新卒となるZ世代は飲みの場においても、上の世代の常識や価値観に困惑している。今回は新卒1~2年目の社会人たちに「飲み会でされて嫌だったこと」を聞いて回った。
残業自慢に女遊び…自慢話はもちろんNG
いつの時代も定番なのだろうが、先輩の自慢話は当然Z世代にもウケが悪い。新卒1年目の外資コンサルで働くAさんは、「朝まで仕事してた残業自慢は全くかっこよくないし、響かない」と、ハードワークな職場ならではの武勇伝にうんざりするという。 また、プライベートな自慢話にも苦笑いの様子だ。 「20代は女遊びに明け暮れて、そのまま出勤してた……なんて話もされたことがあります。むしろ黒歴史ではないんですかね? よくドヤ顔で、しかも後輩に話せるなって思っちゃいます」
「若い力を借りたい」にうんざり
「『若い力を借りたい』とか『ピチピチの新卒』とか……若さの逆押し売りがダルいです」 飲みの場であっても元気な新卒を“演じなければいけない”という重圧を感じると、IT企業の新卒1年目・Bさんは話す。いわゆる、エイジハラスメントと呼ばれるものだ。 「全員が全員、しかも毎日フレッシュでなんていられないし……他の社員同様に私たちだってて、仕事終わりは疲れてます(笑)」 日中の仕事でも思い当たるシーンはたくさんあるが、こうした場では「乾杯の音頭を取らされる」「『若い子にお酒を注いでもらいたい』とお酌を頼まれる」などが挙げられる。 「仕事量の少ない後輩が積極的に動かなきゃいけない、という道理なら理解できるのですが、そこを『若いんだからもっと動けるでしょ』となだめられると、指示内容が同じでもイラッとしてしまいます」