【MLB】カブスが佐々木朗希との面談を実施か 地元メディアが報じる メッツ、ヤンキースに続いて3球団目
佐々木朗希の争奪戦は、各球団のプレゼンテーションから「対面形式での面談」という次のステップへ移行している。「ニューヨーク・ポスト」が報じたところによると、ニューヨークを本拠地とする2球団、ヤンキースとメッツは日本時間12月20日に佐々木陣営との面談を済ませたようだ。また、シカゴのラジオ局「670・ザ・スコア」のブルース・レバイン氏は、カブスが日本時間12月21日にロサンゼルスで佐々木陣営との面談を実施する予定であることを報じている。 2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 佐々木陣営との面談を実施したのは、ヤンキースとメッツに続いてカブスが3球団目と思われる。カブスのジェッド・ホイヤー編成本部長はウィンター・ミーティング期間中に、佐々木と代理人のジョエル・ウルフ氏に対して最初のプレゼンテーションを行ったことを明らかにしていたが、次のステップである「対面形式での面談」に進むことができたようだ。佐々木陣営と各球団の面談は、年末年始の休暇を挟み、随時行われる見込みとなっている。 カブスには現在、鈴木誠也と今永昇太という2人の日本人選手が在籍中。ホイヤー編成本部長は「セイヤとショウタは本当にいい経験をしている。ほかの日本人選手にとって、我々のチームは魅力的な目的地になるのではないかと考えている」と語り、鈴木と今永がカブスで活躍していることが佐々木争奪戦においてアドバンテージになるとの見解を示した。 カブスは今オフ、積極的な補強を展開しており、コディ・ベリンジャーをヤンキースへ放出した一方で、アストロズから強打者カイル・タッカー、ガーディアンズから救援右腕イーライ・モーガンを獲得。また、FA市場では先発左腕マシュー・ボイド、控え捕手カーソン・ケリーと契約した。さらなるチーム強化のために、ほかの多くの球団と同様に、佐々木獲得に乗り出している。 ニューヨーク2球団が先陣を切った佐々木争奪戦だが、多くの球団幹部のあいだではドジャースとパドレスの2球団が有力候補に挙げられている。佐々木陣営が何を基準に移籍先を選ぶかは定かではないが、今後も各球団のアピール合戦が続くことは間違いないだろう。