ランクルのライバルか? 日産の新型SUV「パトロール」が中東で発表! 新型V6ターボエンジンを搭載
日産自動車の子会社である中東日産会社は、アラブ首長国連邦アブダビで開催されたイベントにおいて、新型SUV「パトロール」を発表した。同モデルは、11月1日からアラブ首長国連邦、サウジアラビアおよび中東地域において発売予定だ。 【写真たっぷり】注目の新型SUV「パトロール」の内外装をチェック!(全24枚)
日産、新型「パトロール」を中東で発表!
日産自動車の子会社である中東日産会社は、アラブ首長国連邦アブダビで開催されたイベントにおいて、新型SUV「パトロール」を発表した。新型「パトロール」は、かつて日本でも「サファリ」の名で販売されていたSUVの後継モデルで7代目にあたる。 新型では、パトロールの伝統を残しつつ先進感を持たせたエクステリアデザインとなり、強靭性と耐久性を感じさせる「unbreakable(壊れることのない頑丈性)」を体現。フロントのVモーショングリルの左右に配した印象的なC形ヘッドライトは、アダプティブ ドライビング ビーム(ADB)技術を採用し、最適な視界を確保できるという。 また、22インチの合金ホイールを採用。路上での存在感を高めるだけでなく、オフロード性能に必要なロードクリアランスも実現し、その堂々とした佇まいを一層際立たせた。
最新テクノロジーで快適な車内環境を実現
インテリアは、快適さと最先端のテクノロジーが調和するように設計されている。2つの14.3インチのディスプレイを配したインフォテインメントシステムは、Google ビルトインを搭載した日産コネクト2.0を採用。ナビゲーション、セキュリティ、エンターテインメントが1つのプラットフォームに統合され、ドライバー自身のデジタルライフと車両の連携をよりシームレスに行なえるようになった。 ディスプレイには、障害物やナビゲーションのヒントをリアルタイムで投影する「Invisible-to-Visible技術」を採用。さらに「ウルトラ ワイドビュー」により視野は170度にまで拡大。車両の真下を透過して確認できる「インビジブル フードビュー」を搭載するなど、オフロードや狭いスペースでも安全に運転できるようなサポートが充実している。 また、新たに搭載した「バイオメトリック クーリング」は、内蔵された赤外線センサーが乗員の体温を検知し、自動的にエアコンの温度と風量を調整。さらに、12個のスピーカーからなる「クリプシュプレミアムオーディオシステム」、64色から選べる「アンビエント ライトシステム」なども搭載され、快適な車内環境を演出するという。