銀座松屋で『妖狐×僕SS』展開催 約200点の原画や初公開の生下書きも多数展示
東京・銀座の百貨店「松屋銀座」の8階イベントスクエアで、6月12日から24日にかけ、「15周年記念 妖狐×僕SS・藤原ここあ展」が開催されている。 【写真】藤原ここあさんの繊細な原画や『いぬぼく』コラボメニュー、オリジナルグッズも展開
2009年4月から14年2月まで「月刊ガンガンJOKER」で連載された人気漫画『妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス)』。最高級のセキュリティを誇るマンション「メゾン・ド・章樫(あやかし)」を舞台に、女性主人公の白鬼院凜々蝶(しらきいん・りりちよ)と、専属の男性ボディガードの御狐神双熾(みけつかみ・そうし)を巡るラブコメディだ。コミックス累計発行部数は510万部を突破し、12年にはTVアニメ化もされた。
同展では漫画連載開始から15年を記念し、約200点の原画が展示されているほか、新規に作られた動画コンテンツや渡狸卍里(わたぬき・ばんり)の豆たぬき姿、タイムカプセルのオブジェ、漫画原稿用紙に描かれた生原画なども一部展示されている。原作者である藤原ここあさんは2015年に31歳の若さで他界しており、今となっては「遺稿」とも言える貴重な展示物だ。
『妖狐×僕SS』は全11巻のうち、大きく3章にわたって構成されている。展示も3章立てで構成されており、まさに1巻からストーリーをたどれるような内容になっている。グッズ販売にも力を入れており、公式パンフレットや複製原画、アクリルスタンドやぬいぐるみ、缶バッジやクリアファイルなど50種類以上が販売されている。 来場者には全6種の下描きカードをランダムで1枚プレゼントしているほか、物販会場で2000円(税込)購入ごとに全8種のルームキー風カードをランダムで贈呈する。
期間中、松屋銀座8階の「MGカフェ」にて、『妖狐×僕SS』とコラボしたメニューも提供。ドリンクやデザート、サンドイッチやカレードリアなど計6種で、コラボメニューを一品注文するごとに、特典コースター(全8種)がランダムで1枚付属する。 「15周年記念 妖狐×僕SS・藤原ここあ展」は、6月の銀座松屋での展示を皮切りに、8月10日(土)~25日(日)にかけて名古屋市の名古屋PARCO西館6階 PARCO GALLERY、9月6日(金)~29日(日)にかけて大阪市の梅田ロフト4階イベントスペースでも開催を予定している。