大阪都構想 住民説明会10月4日午前(全文4)今の府市の関係はまさに奇跡的
二重行政を制度的に解消
そして全ての陽性者の皆さん、情報が当然一元化されますから、検査数が幾ら、そして陽性率が幾ら、何%、そういうのも日々、毎日その日の情報を夕方6時までにはだいたい発表するというのが今できています。ほかのエリアでも【******01:31:33】、これもやはり府と市が同じ方向を向いたからこそできてきたことだというふうに思っています。だから、やはりこういった感染症対策においても府市がばらばらにやるんじゃなくて、一体で進めることで大きな効果が挙げれているというふうに思います。 こういった、いわゆる市長と知事の府市一体の進め方ですが、今はあくまで人間関係という非常に脆弱な関係に基づいているので、これを制度として解消しよう、二重行政を制度的に解消していきましょうというのが大きな目的です。 広域成長戦略、観光、まちづくり、それぞれ大阪市、大阪府ばらばらに今までやってきましたが、それを一本化した組織をつくっていきましょうということです。そしてそうすることによって、2025年の万博であったり、リニア中央新幹線、これは新大阪までやってきますが、統合型リゾートIRであったり、これは夢洲ですね。そしてうめきた地域、さまざまな、ここは天王寺地域ですけれども、さまざまな府市の成長戦略について、一体でやることで、まさに今、東の東京しか、これは中心エリア、日本を引っ張り上げる都市がなかなかないわけですけど、東西二極の一極の役割をきちんと大阪でやっぱり果たしていきましょうということで、成長する大阪を目指しましょうということです。大阪が成長すれば税収が増える、雇用が増える。税収が増えれば、それを医療や福祉、教育、本当に支援を必要とする人にしっかりと支援することができるわけです。
税収増により住民サービスを拡充できる
アラブの石油国ではありませんので、やはり成長して、そして税収を増やして、そしてそれによって本当に支援を必要とする方や、住民サービスを増やしていくことができるというふうに思っています。この10年間それをやってきましたが、それも制度として実行していきましょうということです。 これは新大阪エリアです、リニア中央新幹線が入ってくる、1時間で入ってくる。東京と大阪が1時間でつながる、北陸新幹線も入ってくる。このまちづくりについても、ばらばらに府市がやるんじゃなくて、一体してやっていきましょう。夢洲のエリアですけど、ここはもともとはごみ捨て場です。しゅんせつ土砂、土砂を捨てて埋め立て地になって、何に使うかなかなか決めてこれなかった、負の遺産といわれているようなものでした。オリンピックをしようとしましたが、これも失敗している。僕らはそこで、2025年の万博誘致を決定し、実行していきます。そしてここで民間の、民設、民営ですけれども、統合型リゾートIRというのも誘致をしています。 うめきたです。梅田のあの駅の横に、広い空き地があったと思います。あれはもう、方向性がなかなか決まりませんでした。当時、橋下知事と平松市長のとき。平松市長がここにサッカー場を造るというふうに言いだして、そして橋下知事はそれは駄目でしょうということで、まったく話が進みませんが、今は府市同じ方向を向いて成長戦略をつくっています。うめきたのあそこのエリアについては、都市のど真ん中に大きな緑ができます。ニューヨークのセントラルパークみたいになります。 そして、こちらもビルができますが、新たな産業が生まれるようにしていく。大阪城の東のエリアも焼却場の跡地と、空き地もありました。なかなか進んできませんでした。こういったところも、府市一体で進めることで、新たにできる新大学、大阪公立大学、府大と市大合わせた大学のキャンパス、メインキャンパスをこっちに持ってきてまちづくりをしようということを進めていっています。 こういったことが、一例ですが、要は大阪市と大阪府が力を合わせれば、広域戦略についてもまだまだ力があるんだ、それを実行できる組織をつくりましょうと。無駄な二重行政はやめましょうということです。