大阪府・吉村知事が定例会見8月18日(全文3)自宅療養者の移動手段を確保したいが
580床を使うときはもう災害
580床を使うときというのは、これはもう災害です。災害級、災害が起きたときとほぼ同じ状況。ほかの救急医療なんかもかなり制限しているような状況になってくる。程度は、この病床が過ぎたら一挙っていうより、どんどん進行してくることにはなると思いますが、1つの基準は「大阪モデル」の320床。これを超えてくると、もう通常医療に大きな影響が出てくる。病院、所々によっては、もうすでにその前に出てくるところもいろいろあるとは思うんですが、一般的な、一般的というか平均的に考えた上での医療の皆さんとの構築した基準としては、大阪の医療の状況を考えると320床の重症病床を超えてくる、また、場合には、非常にほかの治療についても一定、延期であったり、急ぎでない手術については延期をお願いせざるを得ないというようなことになってくる病床だと思ってます。 毎日新聞:先ほど申し上げたように4波のときには200人程度でいろんな通常医療に制限を掛ける要請を出されてまして、今の病床計画では確かに320床はフェーズ3ということで通常医療の範囲内ということなんですけれども、4波のときと今と比べて、通常医療の制限の制限を掛ける範囲というのが以前よりも遅くなってるというか、重症病床より受け入れられるような状況になっているのは、何が変わってこういうふうに強化されたというふうに理解したらいいんでしょう。 吉村:これはやはり重症病床自体、コロナの重症病床を扱うという医療機関が増えたと、そして病床数が増えたと、医療の対応能力が上がったということだというふうに思っています。それまでは中等症しか受けてなかった病院でも重症をしっかりやるということで手を挙げてもらった、そういうこともあって、580床まで最大で積み上がってますので、医療のキャパが増えたというふうに思っています。 毎日新聞:ありがとうございます。 司会:次の質問お願いします。では一番後ろ。