大阪府・吉村知事が定例会見11月11日(全文2完)万博前の事業化目指す
府内の新型コロナ感染状況をどう認識?
毎日放送:毎日放送の柳瀬です。このあとコロナの会議があるので、差し支えない範囲で構わないのですが、きのう200人を超えるのが3カ月ぶりに確認をされました、新型コロナの感染者が。あらためて知事に今の大阪の現状についてどのような認識を持っているかということと、今回の感染の状況というのは第2波等と比べるとやはり府域全域に広がっているようにも感じるんですが、あらためてその辺り、どのようにお考えになっているのかお伺いしてよろしいでしょうか。 吉村:先ほど申し上げたとおり、このあと4時から本部会議を開きますので、そこでまずはいろんな詳細な情報も提供しますから、ぜひそれを見ていただきたいと思いますし、そのあとまた同じように皆さんの質問がなくなるまで記者会見をするというのが基本的な大阪スタイルなので、そこで質問としては受けたほうが正確かなというふうには思っています。 ただ、現状としてはやはり200人を超えるということで、感染を見てもやっぱり確実に増加傾向にあるというふうにも認識をしています。これが大阪だけではなくて、まず北海道が先行してましたが、北海道、そして愛知も、大阪と数は違えど、上がり率でいくと非常に上がってきていると。東京も、非常に東京は抑えている状況でしたけれども、きのう、ここ数日の報道でいくと、ちょっとやっぱり増えてきてるんじゃないかと。つまり全国的に増加傾向にあるというのが僕の今の認識です。 ですので全国の都市、まずは都市部から増えてくるんですけど、で、冬が先行してる北海道なんかはもう過去最多数になってるということですから、やはりこのコロナが拡大傾向というのが日本全体で生じてると。大阪でも生じてる。そういった意味でここは当然、警戒する必要があると。そして大阪の分析というのは、このあとの本部会議でやっていくというふうに思っています。 司会:次のご質問をお願いします。