大阪府・吉村知事が定例会見11月11日(全文2完)万博前の事業化目指す
関空から夢洲へもあっという間
吉村:どこまで見れるか分からないですけど、風景も、だって大阪湾、ぐっと、関空から夢洲まで行くだけでも、あっという間に当然行けると思いますし、時間においてもものすごく短く、直線で行ったらものすごく短く行けるし、そのときに六甲山も見えて、大阪のベイエリアのほうから大阪の都市部も見れて、百舌鳥・古市、仁徳天皇陵がどこまで見れるかっていう問題はある、どこまで近づけるかっていうのもあると思うんですけど、ちょっとこれは、僕は分かりませんが、そういった大阪の魅力なんかも見ながら夢洲に短時間で着くというのは、もう非常に僕は魅力高いと思っているし、どんどん北に上って、淀川も上に上っていけば、これは京都にもつながってくる話。川が細くなるので、どこまでかっていう問題はあります。新大阪辺りからはもう完全に淀川行けますから、広いので。そういった意味では、あと瀬戸内とかとつながるっていう意味でも、これはバッテリーの問題とかあると思いますけど、非常に可能性が高いのは「空飛ぶクルマ」じゃないかなと僕は思ってます。 司会:ちょっと担当課から補足お願いします。 A:すみません、事務的なことの連絡です。先ほど知事のほうから参加企業者のお名前出ておりましたけど、現在、予備調査の段階で参加意向を示されている企業さんの名前のリストでございまして、正式に発足式に参加される表明については現在、照会中でございます。ですので発足式当日に、参加企業さんで公表できる企業さんのリストはお示しできる形になっておりますので、よろしくお願いいたします。 吉村:すいません。ちょっと勇み足のようでしたので、ご配慮をお願いします。 司会:次のご質問をお願いします。
実証実験はいつまでに行いたいか
大阪日日新聞:大阪日日新聞の【シイバ 00:31:54】と申します。よろしくお願いします。この「空飛ぶクルマ」の件であるんですけれども、2023年の事業スタートという、年度ですかね。そこの目標を定められておられますが、例えばこれから先のスケジューリングの話で、なかなか難しいかもしれませんが、例えば実証実験につきましては、だいたいどれぐらいまでにやりたいなというか、やったほうがいいかなというふうに思われていますか。 吉村:もう実証実験はこのコンソーシアムを、コンソーシアムというか、ラウンドテーブルを立ち上げて、これはもう当然実施していくということになります。ですので、その実証実験が終わった上で実業化、事業化ですから、2023年には、たぶん最初はエアタクシーになるとは思うんですけれども、そこから、数は少ないのかもしれませんが、そういったものは改修をしていきたいというふうには思っています。だから万博前に、この「空飛ぶクルマ」っていうのはある程度、海上であったり河川上で運用できるようにして、万博のころにはもうこれは、多くの人が「空飛ぶクルマ」を体感できるような、そういった信頼のあるものにしていきたいというふうに思っています。 そのためにも、万博前にもう事業化を目指すということです。実証実験はもうこれからも、今までもいろいろ実験はされているんですけど、企業ごとに。これからも、大阪府も事務局に入って、本格的に大阪で実現、ビジネスとして実現させるための実験ということを開始するということです。 司会:次のご質問をお願いします。