大阪府・吉村知事が定例会見9月9日(全文4完)できるだけ早く「Go To Eat」始めるべし
自民総裁選候補者の政策をどう思うか
読売新聞:幹事社、読売新聞です。本日、政務のご質問ある方いらっしゃいますでしょうか。分かりました。少々お待ちください。 報知新聞社:よろしいですか。 読売新聞:それではお願いします。 報知新聞社:すいません、報知新聞の【筒井 01:16:02】と申しますけれども、きのう自民党総裁選の3人が正式に立候補されまして、地方復興などいろいろ政策を挙げられましたけれども、それを聞かれての吉村知事のあらためての感想と、適任だとおっしゃられた菅政権がもし成立した場合、先ほど国際金融都市を目指すという思いとかも含めて、One 大阪として大阪にとってメリットなど考えられることがございましたら教えていただきたいと思います。 吉村:まず3候補の皆さんがいろんなテレビ討論会とか出られてお聞きを、僕もしています。先ほどの菅さんの話でいくと規制改革ということを挙げられたので、これはある意味、方向性としたら大阪が今まで取ってきた方向と本当に一致しているなと思います。われわれはこれまでいろんな規制改革もしながら経済を活性化するというのをやってきたわけですけど、国の規制改革でなかなか進まないところもいろいろ地方からどんどん声を上げてやっていったりもしているところもありました。これを菅候補は規制改革をやるんだということを挙げているので、これはある意味、方向性は一致してるなというふうに思います。あとなんでしたっけ。
岩盤規制を突破してもらいたい
報知新聞社:国際金融都市を目指すと先ほどおっしゃっていましたけれども、それに絡んでOne 大阪として菅政権が誕生したあかつきには、大阪にとってもやっぱりスムーズな府政が望まれるとお考えでしょうか。 吉村:国際金融都市の話はまだ菅官房長官には何か相談もしてないし、お話もしてないです。今ちょっと質問があったから僕の思いを答えただけで、特に何か実務的な準備をしているわけではないし、菅さんにお話をしてるというわけではありませんが、規制改革っていうのを、ボードに掲げて何をしたいですかっていうのを規制改革って書いて出されたのも見ましたけど、やはり今の日本にあらゆる面で岩盤規制がたくさんありますから、ぜひそれを突破してもらいたいなと思いますし、いろんな特区でやるということであれば大阪はどんどん手を挙げていきたいなというふうに思っています。 やっぱり全国一律でやっていくっていうので本当に成長の限界っていうのを僕は感じるところもありますし、規制改革っていうのはなかなか地方だけでしにくいところ、国がもっと率先してやってもらいたいっていうのは、これまで特区制度なんかもどんどん言ってやってきましたけど、それをさらに加速化してもらいたいなというふうに思います。大阪は新しいことをやってみるというのは、大阪の精神ですからね。民間企業からもどんどん規制緩和をして、大阪が、新しいチャレンジをしたいという企業も多いです。