大阪市・松井市長が定例会見10月22日(全文1)裁量経費はそのまま特別区へ
財政シミュレーションのグラフは府市が作ったのか
朝日新聞:朝日新聞の【****00:12:16】です。市長にお尋ねします。財政シミュレーションの関係で、市の決算をベースにした財政シミュレーションのグラフに関してですが、以前にもお聞きしていますけれども、これは府市のほうで作成したグラフではないということでよろしいでしょうか。 松井:うん。だから大阪府議会においての代表質問で役所に確認した数字を、決算の数字を、平均値を取ってグラフを維新で作成したものです。ただし、その基になる数字は役所が質問の答弁をした数字を基にしております。 朝日新聞:告示日の民放番組の討論会で市長が、市が作ったというように取れるようなご説明をされていたので確認をしたいんですけれども、市で作ったということではなくて、根拠となったのは。 松井:いや、市で作ったのと同じやんか。市で、代表質問で答弁した数字を、要はグラフを維新で作っただけだから。何が問題なの? 言い方が問題やって言いたいの? 言い方。 朝日新聞:市なのか維新なのかを確認したいなと。 松井:市が出した数字を基に作っているグラフです。市が出してる。普通、皆さん、朝日新聞だろうがなんだろうが、全て役所でグラフ作らすの? 君たち。市が電話で聞き取りとかして、取材して、数字を基に自分のところでグラフ作成するんじゃないの? 新聞も。同じことです。 朝日新聞:分かりました。 関西テレビ放送:続いてございますか。
裁量経費検証の進捗は
大阪日日新聞:大阪日日新聞の【***00:14:20】です。先日の会見でお聞きしました裁量経費について。先日の会見で調査するとおっしゃっていただいていたんですけども、ちょっと【********00:14:34】、進捗状況【*****00:14:36】、【支持 00:14:38】をできないという話をお聞きして、ちょっとどうなったのか。 松井:いや、裁量経費の検証はしました。それで僕のところに報告があって、なぜ普通の、例えば衛星市と差があるのかと。裁量経費の算出の仕方が違うということ、それだけです。というのは各衛星市、これは法定協でも出してるグラフですけど、表ですけど、各衛星市の裁量経費の内訳というのは、市独自の事業の経費、予算。これも全部入った中で住民1人当たりの幾らという裁量経費の算出をしてます。 今回の特別区の裁量経費の算出の仕方は、今、大阪市でやっている、要は基礎自治体としての予算。例えば給食無償化だとか、それから塾代助成だとか、いろいろやってます。そういうのはいったんよけて裁量経費にしてるんで、他の衛星市と比べれば低く見えるけども、同じような基準であれば圧倒的に今の特別区の裁量経費は増えるという、そういう数字となるということです。だから計算の項目が違うということです。 大阪日日新聞:先日の会見でも、ちょっと具体には申してなかったんですけども、【******00:16:11】言い方ですけども、計算の仕方の基準となる数字が違うので、単純には比較できなですけどもっていう話をさせていただいたと思うんですけども、それで単純に比較できる数字じゃないので、比較できるようにしてもらえたらという話だったので、それができたらすっきりしますよねという。 松井:いや、だからそれは今の大阪市の裁量経費という、それと一緒です。それでいくと9万8000円ぐらいになるんじゃないの。 大阪日日新聞:先日いただいた、市長からいただいた数字だと9万9300円。 松井:あ、そうそう。そのぐらいになるんじゃない? だからそれが特別区の基礎自治体の業務で移っていくから、特別区の裁量経費はそれの金額になります。 大阪日日新聞:ちょっと【***00:16:55】の見解と違う【*****00:16:58】。 松井:うん? 大阪日日新聞:ちょっと私が聞いたのが違うかもしれませんけど、要するに結果として裁量経費、計算はしていないと。計算するのにはちょっと時間が掛かりますという話をしていただいて。ただ、計算することは可能ですけども、必要と認めてないから計算してない? 松井:誰が? 大阪日日新聞:担当部署が。