【天皇賞秋】ドウデュースは一夜明けても元気いっぱい 前川助手「あとで映像を見てびっくりしました」
天皇賞・秋 [GⅠ天皇賞・秋=2024年10月27日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2000メートル] 2歳時から4年連続となるGⅠ4勝目を挙げたドウデュース(牡5・友道)は、28日の0時半頃に栗東トレセンの自厩舎へ到着。一夜明けた馬房では、カイバをもりもりと頬ばっていた。 「相変わらず元気いっぱいで、帰ってきてからもご飯を全部食べています。脚元も問題ないし、タフな馬です」 担当の前川助手が愛馬の様子を笑顔で語る。当日、自身はゲートまで付き添ったため、実況はバスの中に流れるラジオで聞いた。「名前が全然呼ばれなかったから、『あかんのかな…』と思ったけど、最後の最後で差し切った。あとで映像を見てびっくりしました。豊さんも興奮気味で、珍しいなと思いました」と感慨深げに振り返る。 秋3戦で引退ということもあって、今回は休み明けでも攻め気味に稽古を積んだ。「最終追い切りは、ゴールしてからも抑え切れないくらいの手応えでいい感じだった。よく調教に耐えてくれたなと思います」とねぎらいの言葉を口にした。 次走のGⅠジャパンカップ(11月24日=東京芝2400メートル)に向けて、このまま在厩で調整する予定だ。
東スポ競馬編集部