侍守護神&20ホールド5投手…12球団トップの「2.27」も “鉄腕揃い”の同率ライバル
巨人と阪神の救援陣防御率は同率で12球団トップだった
巨人は4年ぶりにリーグ優勝を果たしたが、守護神の大勢投手をはじめとする20ホールド到達の5投手など、中継ぎ陣の奮闘は大きな要因の1つに挙げられる。リリーフ陣の防御率は12球団トップの「2.27」だが、実は阪神も同じ防御率で並んでいたことも分かった。 【動画】「誰が打てるんだ」打者腰砕け…阪神23歳の高速魔球に驚愕 2024年巨人の主なブルペンといえば今季29セーブで防御率0.88だった大勢を筆頭に、29ホールドの高梨雄平投手が防御率2.04、28ホールドのアルベルト・バルドナード投手が同2.44。26ホールドで新人王の船迫大雅投手は同2.37、22ホールドのカイル・ケラー投手は同1.53、21ホールドの西舘勇陽投手は同3.82をマークするなど、中継ぎ陣のチーム防御率は12球団トップの「2.27」だった。 20ホールド投手を5人も抱えるなど巨人の防御率がいいのは納得できる要素だが、2位でペナントレースを終えていた阪神も、同じ「2.27」だった。70試合に登板した桐敷拓馬投手は40ホールドで防御率1.79。60試合に登板した岩崎優投手が23セーブ、17ホールドで同2.20を残していた。また59試合に登板し14セーブ、31ホールドのハビー・ゲラ投手が同1.55。30ホールドの石井大智投手も56試合の登板で同1.48と抜群の安定感を披露していた。 そのほかにも33試合に登板した富田蓮投手が防御率0.76を残すなど30試合以上登板した投手が8人いるなかで3点台は1人だけ。こぞって好成績を残していた。巨人には来季、新守護神候補として中日から自由契約となっていたライデル・マルティネス投手の加入も決まっている。今年の数字からどれだけの“上積み”があるのか注目される。
Full-Count編集部