上西小百合衆院議員が会見(全文1)元政策秘書が『週刊文春』に売り込んだ
上西小百合衆院議員は11日午後2時から、衆院議員会館で今後の活動方針などについて会見をした。上西議員は事実無根の情報をTwitterなどに繰り返し投稿されたとして元政策秘書に名誉毀損罪で刑事告訴されていた。 【中継録画】上西小百合・衆議院議員が今後の活動方針について会見 上西議員は2012年の衆議院選挙で初当選したが、2015年4月に体調不良を理由に衆議院本会議を欠席したことなどが原因で大阪維新の会より除名処分を受けている。その後は無所属で議員活動をしている。
元政策秘書の名誉毀損の訴えが大阪地検に受理された件について
上西:本日はお集まりをいただき、本当にありがとうございます。今日は日本維新の会、足立議員の政策秘書に関連する事柄をお話しさせていただきたいと思います。当該秘書に関しましては過去から現在に至るまで大変な迷惑を被っておりますので、私どもといたしましては本日、皆さま方に事実をはっきりとお知らせをさせていただきたいと、このように思っております。 それでは今から秘書の笹原のほうからご説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 笹原:すいません、上西議員の秘書の笹原と申します。公設秘書です。このたび維新の足立議員の現政策秘書のほうから、名誉毀損という形で大阪地検のほうに刑事告訴され、受理されたという件に関しまして、私どもの見解と事実をお話しさせていただきます。 告訴受理に関しますと、3月の29日ごろに上西のほうがTwitterでその政策秘書の方の迷惑を掛けるようなことを言ったので名誉毀損だと。具体的な内容に関しましては昨年の4月ですかね。週刊誌に掲載されて、いわゆる上西が国会を病欠した際の理由について週刊誌のほうが仮病を使って旅行に行ったんじゃないかというような疑惑を書かれ、それについて私どもは随時否定をしていたわけですが、その記事を持ち込んだのが足立議員の現政策秘書じゃないかということの部分についてです。 私どもとしましては、内容については十分な精査をした上でこの内容については間違いがないという確信を得て、発信しております。Twitterというものですから、もっと例えば、もっと警察に相談するとか、いろんなことがあるんじゃないかと言われましたが、そういったことを全て踏まえた上でTwitterで本人が書いたわけですけれども、そこに至るまでには当然理由がありまして、足立議員の秘書のほうは自分の名誉毀損されたと言っていますが、もともとこの3月二十何日以前、昨年の12月の3日に、まず足立議員の政策秘書というふうに、足立議員の政策秘書のほうは自分のFacebookに実名を入れて、上西は国会を休んだっていうことを、私ははっきり仮病だみたいなことをFacebookで書いたと。 さらに自ら週刊誌にその記事を持ち込み、実名で私はもう上西をこういう国会議員として許せないという形を、自分で実名で売り込み、また各社、その週刊誌に限らず、各社に頻繁にわたって1年半、現在も続いております。1年半にわたって各社に上西のネタをいまだに売り込んでいる。そういう人間ですから私どもとしてはもう許さないということをはっきりと申し上げた上で、この内容を出してきた理由については、おそらく本人からすればもうそろそろ、自分がこういうことをやれば止まるんじゃないかという一種の圧力のかけ方というふうにしか解釈しておりません。内容はまったく取るに足らないものですから、それについては私どもとしては事実か、事実かじゃないかどうかだけは明確に。 じゃあ、なぜ事実なのかといいますと、持ち込まれた週刊誌の記者の方、複数名、具体的に言いますと3名から私は証言を得ております。さらに在阪の大手新聞社の社会部の記者の方、さらに維新にいらっしゃる現職の代議士の方。それから今の足立議員の政策秘書がその週刊誌に持ち込んだということを明確に聞いた上で、私どもも判断して発信しておりますので、内容については十分自信を持っております。 で、それについて何か、それについて一応、秘書の政策のそのときの態度とか、あれば。態度。いや、だからまったく自分は疑ってなかったと。 上西:当該秘書に関しましては、私が初当選してからずっと勤務をしてたわけでありまして、何も彼自身がまさか私のことを事実と違うようなことをメディアのほうに持ち込む、そういったことを裏でしているようなそぶりは一切感じられませんでしたので、ずっと信用して雇っていたということであります。 笹原:本人は事実じゃないというふうにメディアの質問にも答えているようですが、実はすいません、私は芸能事務所を経営しておりまして、私のほうに本人の代理人を名乗る方から、その政策秘書と和解してくれないかというのは昨年から再三にわたって、書類も含め、来ております。その理由につきましては、今、その政策秘書が、もっと言うと私どもの事務所にいたころからもそうなんですが、中国人の入国審査についていろいろ便宜を図ってもらっているので、今、彼に辞められると困るので、悪いけど笹原さん和解していただけないかというような書面もあります。ですから彼が本当に無実だと言うのであれば、一切、これは事実じゃないと言うんであればなぜ和解を、しかも私の経営、当時代表を勤めていた芸能事務所に、某大手芸能プロダクションの会長さんの名前を使って和解してくれないかというような書類を送ってきているのか。 本人が事実だというふうに分かっているからこそ仲介者を入れて取り下げてくれないかっていう。ていうのは取り下げというのは、麹町警察署に私どもとしては被害の相談に昨年から行っております。その被害の相談をやめてくれないかということでしたので、それについては本人もさらに自分が麹町警察署から取り調べを受けたっていうことも、なんかFacebookに書き込んだりして、その警察署の方々には自分はさも論破したかのようなものを書いてましたが、事実はまったく違いますので。 日本維新の会、もしくは足立議員っていうのはそういった現状を踏まえて、分かってらっしゃるのかどうか。例えば昨日の足立議員のTwitterを見ますと、私はすべて事後報告だったという、ただ私は秘書の考えを尊重したいということでしたから、そうであれば足立議員を含めて私どもとしては今後、戦っていかなければならないなというふうには思っております。 この段階で何か質問ございましたら。質問形式のほうがたぶん分かりやすい、答えやすいっていうのもあるんですが。はい、マイクある、大丈夫ですか。