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横尾弘一

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野球ジャーナリスト

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見解40本塁打40盗塁という途方もない記録を達成するだけでも恐ろしいことなのに、アルフォンソ・ソリアーノが2006年にマークした147試合目での達成を21試合も更新。しかも、4回裏に40盗塁を達成したあと、40号本塁打は9回裏二死満塁で放ったサヨナラのグランドスラムとは……。確かに、どんなにサクセスストーリーを好む脚本家でも、あまりに現実離れしていて書けないストーリーだ。それを「筋書きのないドラマ」で演じているのだから、大谷翔平がアメリカでもファンを引きつけてしまうのがよくわかる。そして、これまでは大活躍がチームの勝利に結びつかないことも多かったが、ロサンゼルス・ドジャースではポスト・シーズン進出が見えている。これでワールド・シリーズも制したら、長いメジャー・リーグの歴史でも本当に特別な選手になってしまう。いっそのこと、どこまで突き抜けるか目撃しよう。

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コメンテータープロフィール

1965年、東京生まれ。立教大学卒業後、出版社勤務を経て、99年よりフリーランスに。社会人野球情報誌『グランドスラム』で日本代表や国際大会の取材を続けるほか、数多くの野球関連媒体での執筆活動および媒体の発行に携わる。“野球とともに生きる”がモットー。著書に、『落合戦記』『四番、ピッチャー、背番号1』『都市対抗野球に明日はあるか』『第1回選択希望選手』(すべてダイヤモンド社刊)など。

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