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山路力也

山路力也

認証済み

フードジャーナリスト

報告

見解日常生活において「魚屋」さんで最近お魚を買った人がどのくらいいるでしょうか。同じく「肉屋」「八百屋」はどうでしょう。食品以外でも「電気屋」さんや「金物屋」さんで買い物をした人がどのくらいいるでしょう。 魚は魚屋で買い野菜は八百屋で買うのが当たり前の時代から、戦後の高度成長期に専門店ではなく幅広い商品を揃える「スーパーマーケット」というスタイルの店舗が出来、消費行動や流通は一変。多くの専門店が閉店を余儀なくされました。 特に生鮮食品である肉や魚、野菜などは鮮度が命。大手スーパーなどはその資本力と機動力、スケールメリットを生かして流通経路を作り安く提供する努力をしています。その日の朝水揚げされた魚が午後には店頭に並ぶスーパーの鮮魚コーナーに、個人経営の魚屋さんが勝てないのは当然でしょう。今後個人店が生き残るためには、ストーリー作りや高級志向など、大手スーパーとは異なる戦略が必要になります。

コメンテータープロフィール

フードジャーナリスト/ラーメン評論家/かき氷評論家 著書『トーキョーノスタルジックラーメン』『ラーメンマップ千葉』他/連載『シティ情報Fukuoka』/テレビ『郷愁の街角ラーメン』(BS-TBS)『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)『ABEMA Prime』(ABEMA TV)他/オンラインサロン『山路力也の飲食店戦略ゼミ』(DMM.com)/音声メディア『美味しいラジオ』(Voicy)/ウェブ『トーキョーラーメン会議』『千葉拉麺通信』『福岡ラーメン通信』他/飲食店プロデュース・コンサルティング/「作り手の顔が見える料理」を愛し「その料理が美味しい理由」を考えながら様々な媒体で活動中。

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