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フリーライター(テーマ:働き方、経営、企業のIT活用など)

報告

見解記事中にもあるように、長期バイトを採用する入口としてスキマバイトの募集をかける企業、スキマバイトを試して良い職場だと感じれば長期での採用に応じようと考える個人が増えてきているようです。履歴書や面接で選考するよりもミスマッチが減るという利点は大きいと思います。 一方で、長期雇用をする気はなく一時的な人手不足を埋めるために使い続ける企業、不定期にしか働けないからスポットワークをし続ける個人はこれからも増えるでしょう。この場合”使い捨て”の人材として、事前に提示した条件とは異なる働き方をさせられる、いくら働いてもスキルや経験を蓄積しづらく低賃金から抜け出せない、といった問題が考えられます。条件の相違などのトラブルに迅速に対応できる体制をプラットフォーマーが整えること、様々な制約のある人のキャリアアップを支援する公的な制度などが求められます。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 今野晴貴

    NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。

    補足スキマバイト大手のタイミーの調査によると、2022年5月時点でその利用者は学生が10.7%、自営業・…続きを読む

  • 山路力也

    フードジャーナリスト

    補足人材不足の飲食業界にとって「スポットワーク」の需要は非常に高く、多くの飲食店が利用しています。臨機応…続きを読む

コメンテータープロフィール

やつづかえり

フリーライター(テーマ:働き方、経営、企業のIT活用など)

コクヨ、ベネッセコーポレーションで11年間勤務後、独立(屋号:みらいfactory)。2013年より、組織人の新しい働き方、暮らし方を紹介するウェブマガジン『My Desk and Team』を運営。女性の働き方提案メディア『くらしと仕事』(http://kurashigoto.me/ )初代編集長(〜2018年3月)。『平成27年版情報通信白書』や各種Webメディアにて「これからの働き方」、組織、経営などをテーマとした記事を執筆中。著書『本気で社員を幸せにする会社 「あたらしい働き方」12のお手本』(日本実業出版社)

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