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山脇由貴子

山脇由貴子

認証済み

元東京都児童相談所児童心理司 家族問題・心理カウンセラー

報告

提言性被害にあった子どもは、最初はその行為の意味がわからなくとも、次第にものすごく恥ずかしい事をされていることに気づきます。そして加害者から口止めもされていますし、その行為を受け入れざるを得ない理由がある場合がほとんどです。だから「我慢するしかない」と考えてしまいますし、恥ずかしい事をされている自分が汚い存在になったようにも思えて、誰にも相談出来ずに抱え込むのです、男性ならばなおさらでしょう。政府が実情を知らないのは間違いなく、児童相談所でも、男児の性被害を扱うことはまれなので、実情を知っているのは被害者だけということです。だからこそ、政府は勇気を持って告白してくれている、被害者の中村さんたちに、どんな対策を望むのか、どうすれば被害者を救えるのか意見を聞く必要があるのではないでしょうか。被害者の気持ちは当事者にしかわかりません。だから教えてもらうしかない。それが必要です。

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コメンテータープロフィール

山脇由貴子

元東京都児童相談所児童心理司 家族問題・心理カウンセラー

都内児童相談所に19年間勤務。現在山脇 由貴子心理オフィス代表

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