Yahoo!ニュース

山脇由貴子

山脇由貴子認証済み

認証済み

元東京都児童相談所児童心理司 家族問題・心理カウンセラー

報告

提言児相勤務時代も虐待が発覚し、保護した後に骨折痕が見つかった子どもはいました。当然ながら、家庭内で起こっている事を外部から把握する事は困難です。仮に通報があって子どもを確認しに行っても見つけられません。特に難しいのは保育園や幼稚園などに通っていない子どもです。どこかに所属があれば異常は発見出来る可能性は高くなります。では全ての子どもにどこかに所属させる事を義務化するのか。親の教育方針もあり、難しいでしょう。だとすると、昨日も書いた通り、保健所の健診の強化。少なくとも今後は児相に通告があった子どもについては、家庭訪問で目に見える傷、アザを確認するだけでは不十分なのは間違いないので、全身の医師の診察は必要と言えます。さらに今後は、保健所の健診で何か違和感があったら、心配な点があったら、児相に通告し、児相の権限での全身の診察、という流れが一番実現可能に私には思えます。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった718

コメンテータープロフィール

山脇由貴子

元東京都児童相談所児童心理司 家族問題・心理カウンセラー

都内児童相談所に19年間勤務。現在山脇 由貴子心理オフィス代表

関連リンク(外部サイト)

山脇由貴子の最近のコメント