見解子供若者にとって、犯罪へのハードルが低くなっているように思えます。昔であれば、見るからに悪い人が悪いことをしていましたが、今は普通の子供若者が犯罪に手を染めます。 子供若者の犯罪は、長期的に見れば減少しています。少年凶悪犯罪も減少です。暴走族のように、徒党を組んで派手に悪いことをするグループも減りました。 その一方で、普通の子が自転車泥棒などをするようになってしまいました。他人の傘を持っていってしまうことに、罪悪感を感じない子もいます。それらは豊かさの副作用であり、また規範意識も薄くなっています。 その傾向に拍車をかけているのが、インターネットでしょう。普通の子がプロの犯罪者と接する機会が増えてしまいました。 しかし、犯罪行為への罰が軽くなっているわけではありません。まず大人が現状を理解し、子供若者を守るための教育と会話、そして、彼らを誘い込むプロ犯罪者への取り締まりが必要です。
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コメンテータープロフィール
1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。
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