補足渡辺投手は昨日までの防御率はリーグ8位の3.72ですが、最近の投球内容を見てみると 10/26 立大1回戦 先発して8回2/3 自責は3 10/13 法大2回戦 先発して9回完投勝利 自責は2 10/7 慶大3回戦 先発して5回2/3 自責は3 と安定しています。 各校とも独特の下手からの軌道に加え、よく相手を研究した上での配球、変化球の球種はさほど多くないも1球1球、スピードや変化が違うことにかなり苦戦しているようです。 昨日、(おそらくは落ちなかった)シンカーを逆転ホームランした立大の柴田選手も「研究はしてきたが、いざ打席に入ると(110キロ台のストレートにも)差し込まれてしまう」と言ってました。 東京六大学にまた1人、神宮球場で見てほしい選手が現れました。今後の活躍が楽しみです。
コメンテータープロフィール
Shinichi Uehara/1962年東京生まれ。外資系スポーツメーカーに8年間在籍後、PR代理店を経て、2001年からフリーランスのライターになる。これまで活動のメインとする野球では、アマチュア野球のカテゴリーを幅広く取材。現在はベースボール・マガジン社の「週刊ベースボール」、「大学野球」、「高校野球マガジン」などの専門誌の他、Webメディアでは朝日新聞「4years.」、「NumberWeb」、「スポーツナビ」、「現代ビジネス」などに寄稿している。