慶大・清原正吾を巡り7球団が争奪戦 くふうハヤテ、四国IL徳島も獲得に名乗り 1年でドラフト解禁のメリット
今季2軍のウエスタン・リーグ公式戦に新規参入したくふうハヤテが、慶大・清原正吾内野手(22)の獲得に乗り出していることが28日、分かった。この日、慶大側へ正式に獲得の意思を伝えた。24日のドラフト会議で所属選手が12年連続の指名を受けた四国IL徳島も、慶大側にオファーを出していることが判明。未完の大器を巡り、7球団による争奪戦へ発展してきた。 【写真】レアな家族4人ショット!清原和博氏&元妻・亜希ら 大洋(現DeNA)の内野手として一時代を築き、横浜の監督も務めたくふうハヤテの山下大輔GM(72)は、慶大OBという縁もある。ウエスタン参入1年目はチーム打率2割2分7厘、計20本塁打と長打力不足が課題だけに、清原はうってつけの逸材だ。24日のドラフト会議では指名なしに終わったが、その後は四国IL香川、オイシックス、BC栃木、BC神奈川、BC山梨からもオファーが届く。7球団はいずれも1年でドラフト解禁になる。この日は雨の中、ノックで汗を流した清原。野球継続か否かも含め、進路について熟考することになりそうだ。 ◆清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年8月23日、東京都生まれ。22歳。慶応幼稚舎(小学校)3年から「オール麻布」で野球を始め、中学ではバレーボール部、慶応ではアメフト部でプレー。慶大入学後に野球に再チャレンジ。2年秋にリーグ戦デビュー。通算29試合で106打数24安打11打点。2本塁打。打率2割2分6厘。今春のリーグ戦で一塁手のベストナイン。186センチ、90キロ。右投右打。
報知新聞社