補足現在、自分は大学に通っています。 友人の中には貸与型の奨学金を借りている学生がいますが、申請した18歳のときに、将来の返済がどのように自分の生活に影響を与えるか理解していないと思います。 なぜなら、卒業後にどの程度の賃金が得られるか分からないし、分かったとしても生活費の水準に対する返済額の重みがわからないからです。 奨学金の制度は素晴らしいと思うし、将来の返済を恐れて進学を諦めてほしくありませんが、学生が十分な情報を得られれば就職活動との向き合い方は変わるかもしれません。
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コメンテータープロフィール
日本大学理工学部を卒業後、東京国税局に入庁。2年と1ヶ月で退職後、吉本興業で芸人となる。2023年3月、東京大学文科ニ類に合格。著書に『お金の貯め方増やし方』(東洋経済新報社)などがある。