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高山義浩

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沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科

報告

補足全国で最多であるのは沖縄県ですが、夏から続いていた流行はむしろ減少傾向にあります。 全国的に寒さが増し、部屋を締め切ることが多くなったことが、インフルエンザの流行入りに影響を及ぼしている可能性があります。一方で、沖縄県は涼しくなり、むしろ窓を開けることで室内の換気が良くなっています。 人が集まる場所では換気扇を回しっぱなしにし、離れた位置にある窓を少し開けておくなど、室内の常時換気を心がけるようにしていただければと思います。 なお、煙であれ、臭いであれ、体内から排出されるエアロゾルであれ、不快なものは一旦は上にあがる性質があります。だから換気扇は天井にあるわけですが、窓開け換気も高い位置の窓を開けるのがコツです。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 倉原優

    呼吸器内科医

    補足沖縄県は夏からずっとインフルエンザが流行している状態が続いており、全国平均の10倍以上の状況です。定…続きを読む

コメンテータープロフィール

高山義浩

沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科

地域医療から国際保健、臨床から行政まで、まとまりなく活動。行政では、厚生労働省においてパンデミック対策や地域医療構想の策定支援に従事してきたほか、現在は規制改革推進会議(内閣府)の専門委員として制度改革に取り組んでいる。臨床では、沖縄県立中部病院において感染症診療に従事。また、同院に地域ケア科を立ち上げ、主として急性期や終末期の在宅医療に取り組んでいる。著書に『アジアスケッチ 目撃される文明・宗教・民族』(白馬社、2001年)、『地域医療と暮らしのゆくえ 超高齢社会をともに生きる』(医学書院、2016年)、『高齢者の暮らしを守る 在宅・感染症診療』(日本医事新報社、2020年)など。

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