Yahoo!ニュース

高橋成壽

高橋成壽認証済み

認証済み

お金の先生/C FP/証券アナリスト/IFA

報告

見解住宅ローンの多様化により選択肢が増えていることは消費者にとって歓迎すべきことです。特に団信の多様化は借主にメリットがあります。たとえば、ガン団信や特定疾病団信を民間生命保険で加入しようと考えたら、保険金の上限の関係で複数社の契約が必要なります。ところが、団信であれば手続きは一般団信に加えて所定の保険診査をクリアすればいいので手続きが楽です。注意点は、離婚により返済ができなくなった場合、団信を途中で外せないこと。例えば、働いている間はガン団信があったほうがいいが、定年後は必要ない場合でも、上乗せ金利を払い続ける必要があります。今後は途中で一般団信に戻せるサービスも出てくるかもしれません。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 山本久美子

    住宅ジャーナリスト

    補足住宅ローンの団信が多様化しています。金利競争だけでは金融機関の体力も落ちるので、団信の多様化を進める…続きを読む

コメンテータープロフィール

高橋成壽

お金の先生/C FP/証券アナリスト/IFA

日本人が苦手なお金を裏も表も解説します。お金の情報は「誰がどんな立場から発信したのか見極める」ことが大切。寿FPコンサルティング、ライフデザインセンター代表。無料のFP相談・IFA相談マッチングサービスとして「ライフプランの窓口」「住もうよ!マイホーム」「アセマネさん」を運営。1978年生神奈川県藤沢市出身。慶応大学総合政策学部卒業後、金融関係のキャリアを経て有料FP相談を開始。東海大学では非常勤講師として実務家教員の立場から金融リテラシー向上の授業を担当。連載:会社四季報オンライン。著書:ダンナの遺産を子どもに相続させないで。メディア出演、メディア掲載多数。

高橋成壽の最近のコメント