Yahoo!ニュース

高橋浩祐

高橋浩祐

認証済み

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

報告

見解プーチン大統領は北朝鮮の労働新聞に寄稿し、6月18日付の同紙の一面で報じられた。ロシア大統領府(クレムリン)のウェブサイトでも公開された。内容は、ロシアのウクライナ侵攻に対する北朝鮮の揺るぎない支持や国連の場での露朝の共同路線の立場を固守していることについて高く評価している。 歴史を振り返れば、ソ連崩壊後の2000年7月、その2カ月前に就任したばかりのプーチン大統領は初訪朝し、故金正日(キムジョンイル)総書記と共同宣言に調印した。ロシア最高指導者の訪朝は旧ソ連時代も含めて史上初めてだった。そして、今回の24年ぶりの訪朝は金正恩(キムジョンウン)体制に移行後は初めてとなる。プーチン大統領は昔も今も既存の障壁を破るかのごとく、戦略的に北朝鮮に接近してきたと言える。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 高英起

    デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト

    補足プーチン大統領は24年前の初訪朝で、金正日総書記(当時)に赤っ恥をかかされた経験がある。金正日は20…続きを読む

コメンテータープロフィール

高橋浩祐

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。

高橋浩祐の最近のコメント