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高橋暁子

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成蹊大学客員教授/ITジャーナリスト

報告

提言大人世代は、AIを活用する力はつけてもらいたい一方で、AIに負けない力を身につけさせたいジレンマに陥っています。 宿題もAIの作成したそのまま提出するのは問題ですが、アイデア出しや叩き台に使う程度ではそれほど問題ではないかもしれません。 単に禁止するのではなく、AIは間違いを多く含むので必ず人がチェックしないといけないという前提など、適切な使い方を指導すべきでしょう。 なお大学では、「AIを使ったらバレるのでは」「間違いが多く信用できないらしい」と考えて使わない学生がいる一方で、「便利なのに使わないのは意味がない」「効率的だ」と考えて利用する学生もいます。 タイパ世代なので、楽できるなら楽したい学生は少なくありません。 AIだけで作成させたくない場合は、対策としてそもそもAIだけで作成しづらい課題を設定する必要があるでしょう。

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コメンテータープロフィール

高橋暁子

成蹊大学客員教授/ITジャーナリスト

ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。SNSなどのウェブサービスや、情報リテラシー教育などについて詳しい。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。テレビ・ラジオ・雑誌等での解説等も行っている。元小学校教員。『ソーシャルメディア中毒 つながりに溺れる人たち』(幻冬舎)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(日本実業出版社)等著作多数。教育出版令和3年度中学校国語の教科書にコラム掲載中。

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