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石川一郎

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学校改革プロデューサー

報告

見解夏休みの宿題自体の根本的な問題が表面化したのだと考えます 教師からすれば、「読書感想文」や「自由研究」は課題としてはとても簡単です 「読書感想文」は、生徒たちがその意味をよく理解して取り組みのであれば、良書を読んで世界を拡げ、感じたことを文章で残すことができます 「自由研究」は、自分が感じた課題を観察し、考察して、仮説を検証する学習ができ、将来自分が取り組みたいテーマと出会えるかもしれません 理想はそうですが、多くの生徒はその意味がわからず、教師側もどのようなフォーマットで書いたらよいのか、研究をどうやってまとめたらいいのかを、あまり生徒たちには普段から教えていないのではないかと感じます かつてから、保護者が代わりにやったり、ネット上で販売されたりもしていました。生成AIの登場前もネットでも正直かなり参考になるものもあります 本来の宿題の意図に生徒、教師、保護者が向き合う必要があります

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  • 高橋暁子

    成蹊大学客員教授/ITジャーナリスト

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コメンテータープロフィール

21世紀型教育機構理事。カリキュラムマネージャー(聖ドミニコ学園・星の杜中・高等学校・福山暁の星中・高等学校)。専修大学北上高校理事。現在、多くの学校の教育改革に関わる。1962年東京都出身、ニューヨークで生活の後、暁星学園に学ぶ。85年早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。暁星国際学園、ロサンゼルスインターナショナルスクールなどで教鞭を執る。元かえつ有明校長。香里ヌヴェール学院学院長。「2020年の大学入試」(講談社)「先生、この『問題』教えられますか」(洋泉社)「学校の大問題」(SBクリエイティブ)「いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革」(青春出版社)

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