解説小中高大学生などの間で、ゲームでのコミュニケーションは一般的になっています。友達と時間を決めて待ち合わせて話しながらプレイするのも一般的です。 ゲームによっては、知らない人とチームを組んでプレイする仕組みがあるものがあります。同じチームになるとボイスチャットもできます。仲良くなった結果、ゲームでフレンドになり、親しくなって会いに行ったり、写真を送らされる被害につながるというわけです。 子どもが小さいうちは、フレンドは顔を知っている友達限定がいいでしょう。知らない人とフレンドになる場合も、個人情報や写真などは送らないこと、会いに行かないことを約束させることが大切です。未成年の場合は、ボイスチャットをしているうちに個人情報を漏らしていることも多いので、利用状況はしっかり見守るべきです。 困ったことがあったら相談してもらえる関係性こそが大切です。
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コメンテータープロフィール
ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。SNSなどのウェブサービスや、情報リテラシー教育などについて詳しい。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。テレビ・ラジオ・雑誌等での解説等も行っている。元小学校教員。『ソーシャルメディア中毒 つながりに溺れる人たち』(幻冬舎)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(日本実業出版社)等著作多数。教育出版令和3年度中学校国語の教科書にコラム掲載中。
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