解説国民生活センターによると、過去5年間で、点検商法のトラブルが3倍に増えているとのことです。悪質商法は住民の不安につけ入ってきます。この被害が増えた背景には、このところの災害の多さがあるかと思います。 「自分の家は大丈夫だろうか」そう思うところにつけ入ってきます。特に、高齢者は屋根に上がるのも難しい方も多くいると思いますので、親切心を装ってやってくる業者には注意が必要です。 なかには「隣の家の屋根から、お宅の屋根を見まして」とやってきて、不安を煽りながら、屋根に上るケースも聞いています。 一度、悪質業者に入り込まれると、次々に不具合を指摘されて、本来、しなくてもよい工事をさせられる可能性があります。 いずれにしても、初めての訪問業者は家に入れず、もし高額な契約を強引にさせられたとしても、解約できるできる可能性はありますので、「188」(消費者ホットライン)に相談して下さい。
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コメンテータープロフィール
2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)
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