解説広瀬めぐみ参院議員が議員辞職願を提出し、許可されたということです。「秘書給与から資金提供を受けたことは事実であり」とのコメントがなされています。 まずは、自らのした行為に向き合い、国民の血税を勤務実態のない秘書を通じて、給与の形で受け取っていたことを認めたことは、大事なことです。 しかし最初にこの報道が週刊新潮からなされたことに対して、令和6年3月23日に「令和4年12月から同5年8月まで、しっかりとした勤務実態を以て働いていた」等と答えており、先のコメントが事実であるならば、このことは偽りということになります。国民の前にこの点についてどう説明するのか。また、誰からどのように、この詐欺的な手法が当選してまもない広瀬議員に伝えられたのか。こうした手口は他の議員にも蔓延していた可能性もあり、説明はまだまだ足りません。こうした説明責任をしっかり果たすことが、新たな一歩を踏み出すために必要です。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)
多田文明の最近の記事
多田文明の最近のコメント
コメントランキング
- 1
【速報】中居正広さんコメント「トラブルがあったことは事実」も示談成立し「今後の芸能活動についても支障なく続けられることに」 "女性トラブル"報道を受け【全文掲載】
TBS NEWS DIG Powered by JNN - 2
悠仁さまの「お車通学」に国民から批判が殺到…「ガソリン代がバカにならない、警備もムリ」宮内庁が頭を抱えていた!
現代ビジネス - 3
中居正広の声明受け レギュラー持つ民放各局がコメント テレ朝「土曜な会」休止を発表 フジ「出演者との関係性誠実に対応」TBS「確認中」
デイリースポーツ - 4
「経営のプロ」コンサルの倒産が過去最多 顧客ニーズの高度化と求められる専門性、淘汰が加速
東京商工リサーチ - 5
木村拓哉“身長サバ読み”説に最終結論 「これは絶対的な証拠」TVで靴下を脱ぎ判明した"本当の身長"
ピンズバNEWS