解説全国で次々に提訴の動きが出ています。 先ほど、埼玉地裁に原告6名が提訴した弁護団の記者会見に行ってきましたが、メタ社の広告を入口に、合わせて5000万を超える被害になっています。 こうした被害者のなかには、貯金すべてを奪われただけでなく、多額の借金を背負ってしまい、人生が大きく狂わせられてしまった方もいます。 有名人をかたる広告だけではなく、様々な形の詐欺の投資サイトに誘導する広告もあり、国内における被害は甚大です。 他のSNSでは、ほとんど被害がみられないにもかかわらず、メタ社のSNSからの被害が多いことを考えれば、裁判で真相をはっきりさせて、今後のしっかりとした広告審査の対応が求められます。
コメンテータープロフィール
2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)
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