【速報】フェイスブックなど『著名人のなりすまし広告』で投資詐欺被害「メタ」と日本法人に集団提訴 全国で約30人が約4.3億円求め 大阪地裁など
フェイスブックなどに掲載されたいわゆる “なりすまし広告” によって投資詐欺の被害に遭った人たちが、運営元の「メタ」に賠償を求めて、大阪など全国5つの地方裁判所に訴えを起こしました。 10月29日、IT企業「メタ」に対し大阪地裁で訴えを起こしたのは、大阪・京都・奈良などに住む男女8人です。 訴状によりますと8人は、フェイスブックやインスタグラムに掲載された、堀江貴文さんや池上彰さんなどの著名人を装い投資を持ちかける、いわゆる“なりすまし広告”のリンクをクリックしてLINEグループなどに誘導され、多額の現金をだまし取られました。なかには被害金額が約1億円にのぼる人もいます。
8人は、「真実性を調査・確認せず、漫然と虚偽広告を放置し詐欺被害を引き起こした」として、フェイスブックやインスタグラムを運営する「メタ」とその日本法人に対し、1億8700万円あまりの賠償を求めています。 同様の集団提訴はさきほど、さいたま・千葉・横浜・神戸の4つの地裁でも行われ、大阪地裁も含めると原告数は約30人、請求額は4億3500万円あまりにのぼります。 (MBS大阪司法担当 松本陸)