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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

解説記事にあるように、広瀬議員が「やっぱり違法なことだから」などとLINEでメッセージを送り、公設秘書の給与を受け取っていたとすれば、有権者に選ばれた政治家として、非常に悪質な行為をしたといえます。そもそも弁護士として活動していましたから、こうした不正な行為に関しての違法性の認識があって当然とはいえますが。 人目につく形で送迎などを名義を貸した女性に行わせていたとしています。より知りたいのは、こうした偽装工作的なことがあったとすれば、自らの発案によるものだったのか。それとも「当選後に別議員から教示を受けた」とされていますので、その人物からこうしたノウハウが伝えられたのか否かも気になります。伝えられていた場合、こうしたノウハウが議員の間でまかり通っていた可能性もあるからです。 政治家への不信感がより募ってしまう事件に思います。 これまで以上に、国民の厳しい目が政治と金に向けられています。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 前田恒彦

    元特捜部主任検事

    解説詐欺罪の成否を検討する上では勤務実態の有無が重要となります。実際には名義貸しであり、高額な秘書給与に…続きを読む

  • 鈴木崇弘

    政策研究者、PHP総研特任フェロー

    見解このような行為は、これまでに何人もの議員等が行ってきた。政治にカネがかることからの方便かもしれないが…続きを読む

コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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